薬も進歩しているよ。
諦めないで、色々やってみよう。
ここ1年ほど、日本では世界的に評価の高い薬が次々売り出されています。
うつ病に対しては、SSRIと呼ばれる飲みやすい薬が出てきています。
また、この薬は、うつ病のみではなくパニック障害・強迫性障害などに対しても、これまでの薬よりも有効性が高いとされています。
幻覚や妄想に対する薬でも、非定型抗精神病薬が次々発売されています。
これまでの抗精神病薬よりも副作用が少なく、また、これまでの薬ではあまり改善のなかった、考えのまとまりのなさなどの陰性の症状にも有効性が高いとされます。
もちろん、これらの新薬は万能ではありません。
しかし、新しい薬を使うことも一つの方法です。
諦めず、治療の可能性を探していきたいと考えます。