5年生のせんとう
大助&友也シリーズ8
2010/03/10UP
(解説)
小学生時代ってリクエストがありましたので。
「ギブ、ギブ・・・」
「僕の時は認めなかった癖に・・・徹底的にやるっ!」
水着姿の友也は同じく水着姿の大助に電気按摩を決めていた。
どたんばたん
「反撃〜っ!!」
何とか技から逃れた大助は友也の海パンを脱がしにかかる。
「ちょ、それ反則っ!」
「問答無用っ・・・ぐわっ!!」
友也は大助のお尻に浣腸をお見舞いした。
どたんばたん、どたんばたん
「こら〜っ、何やってんの!真冬にそんな格好で!!」
流石に騒ぎ過ぎた。
大助のお母さんが怒りに来た。
「・・・プロレスごっこ」
「おばさん、最初は銭湯に行く準備を・・・」
正座をさせられた2人が答える。
「5年生にもなってプロレスごっこ?」
お母さんが膝の上をちょんちょんと指差す。
乗りなさいと言う意味だ。
勿論、お尻を叩く為に。
「だから、銭湯に行こうと着替えてたら大助が・・・」
友也は慌てて弁明する。
小学校では銭湯に行くのが流行っていた。
広いお風呂に入るのは気持ち良さそうだ。
でも、裸は恥ずかしいんで水着を引っ張り出して来た。
「・・・まあ、話は分かったけどその格好で行く気?」
「上にシャツとズボンを着るけど?」
「いくら俺達でもこのまま表を歩かないって」
「いえ、そのね・・・」
2人の海水パンツには股間にぽっかりと電気按摩の痕跡が残されていた。
「おばちゃんとしては馬鹿息子はともかく友也くんが恥を掻くのは困る」
「差別だ差別だ・・・」
「それはそうとして銭湯ぐらい裸で入りなさい。男の子なんだから」
「・・・おばさん、出て行くか向こうを見るかしてて」
※※※※※
「母ちゃん、母ちゃん・・・」
シャツは着ているものの下はブリーフ姿の大助が飛び出してくる。
「もう、5年生にもなってパンツで走り回らないの!」
「それより、パンツ買って、パンツ」
「あんたが穿いてるのは?」
「こういうのじゃなくって友也みたいなのが欲しい」
大助にズボンを穿かせて貰えない友也が顔を赤くしながら現れる。
「あら?トランクスなのね」
「ねえ、俺もああいうのが欲しい」
「そうね、今のは少し小さいかしら?」
「うん、小さい小さい!」
「あのな、大助。自分のを指差して言わない方がいいと思うぞ」
※※※※※
2人は銭湯でおおはしゃぎ・・・はできなかった。
大喜びで入ったサウナで意地を張り過ぎてのびてしまったのだ。
脱衣場の床にぐてんと仰向けに寝かされて大勢に見られてしまった。
あんなに見られるのを嫌がったのに。
「おい、大丈夫か?服着れるか?」
「ほら、パンツに足を入れて」
「あのさ、パンツが逆なんじゃないか?」
「ブリーフはもう1人の子のなんじゃ?」
「そうだな、サイズが合ってない」
「身長は同じぐらいなのに随分と成長具合が違うもんなんだな」
男湯にはクラスメートがいたし、女湯にも声は聞こえていたらしい。
(あとがき)
矛盾が生じるんで制約が多くて大変でした(笑)
身長の描写はしてなかった筈。
大助と友也は能力的に比べると友也が圧勝なんです。
勉強でもスポーツでも容姿でもアソコの大きさでも大助は尽く完敗。
設定的に、友也>同年齢の平均>大助 って感じで全てが成立してます。 |