夏季開催から秋季開催へ
 
2013/08/27

 猛暑とゲリラ豪雨で今年の夏も終わりを告げようとしています。
栗東トレセンでも朝晩は涼しくなり、今朝の馬場開場時は19度でした。
左の写真は馬場開場時から20分後の気温ですが20度を表示していました。
空の雲も秋雲のような感じで、休み明けの火曜日は馬も元気でうるさいぐらいですが、今日は涼しい時間帯の調教で馬達も気持ち良いのか大人しく、そして元気に馬場入りしていました。
馬場から上がってくる時も先週よりは汗をかかず、涼しげな顔で馬場から上がってきました。ようやく暑い夏から解放され秋本番を迎えようとしています。

 そんな秋を感じる栗東トレセンですが、今年の夏季開催も残すところ今週の1週間で幕を閉じます。函館開催が12週間、小倉・新潟開催がそれぞれ6週間でしたが、各開催で熱いドラマが展開されました。
毎年夏の開催に自厩舎の馬の活躍が目立っていましたが、秋の開催にもつなげたいと思いながら夏季開催の最終週に臨みます。
先週は将来のクラッシック候補を占う新潟2歳ステークスが行われ、牝馬のハープスターが最後方から2歳馬離れした豪脚を見せて牝馬の頂点を目指すスタートを切りました。
思えば昨年の夏から暮れのジュベナイルフィリーズに挑戦したクロフネサプライズを思い出し、あれから一年がたったんだなと時間が経つのを感じました。
今週は小倉競馬場で小倉2歳ステークス、函館では札幌2歳ステークスが行われます。
小倉2歳ステークスには新馬勝ちをしたウメが挑戦しますが、新馬の優勝タイムを更新できればチャンスがあるかもしれません。
夏の開催が終わって秋の開催が始まると若馬・古馬両路線の重賞が始まりますが、更に白熱した競馬が展開されて魅力ある充実した競馬が提供できると思います。
夏の初めまで古馬の重賞に挑戦していたトウカイパラダイスも脚部不安も解消されそろそろ戦列復帰に向けて始動し始めています。準オープンのトウカイオーロラも疲れも取れ秋に向けて始動しています。クロフネサプライズはオークスでの骨折から治癒に専念して完治に向かっていますが、そろそろウォーキングマシンから運動を開始する予定です。
来春の戦列復帰に向けて始動します。
その他の馬では2歳のデビューを待っている馬達もおり、各馬猛暑の夏を乗り切り秋に向かっています。
充実した番組が組まれている秋季開催。私の厩舎も充実した秋を迎えられるよう頑張りたいと思います。今後も変わらぬ応援を願いいたします。