肛門部帯状疱疹(ヘルペス)

 

 

肛門周囲臀部帯状疱疹

帯状疱疹は、赤ちゃんの時に感染した水痘ヘルペスウイルスが、体の中に長い間潜んでいて常在菌となっていて、風邪など体力が落ちたとき等に、ヘルペスウイルスが活動化して、帯状疱疹として発症します。

肛門周囲片側に、痛みが強くて、ぴりぴりする小水泡ができます。単純ヘルペスより悪性で、必ず、ゾビラックス(バルトレックス等)という薬の内服を1週間続けることが絶対必要です。抗ウイルス軟膏塗布も必要です。

一生に一回かかることが多いのです。帯状疱疹は一般的には、顔や、胸部、腹部、上肢、下肢など全身どこにでもでます。但し、ほとんどは、必ず、体の半側にでます。もし、放置すると、痛みが何十年も残り、アロデイニア痛など後遺症が残りますので、必ず、医師の正しい治療を受ける必要があります。

主な痔と肛門皮膚疾患の分類へ戻る