ルナッティック・ドーンの世界

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このゲームから派生したキャラ達
『冒険者になりたい!』より主役の3人

アートディンクから発売された自由度の高い
RPG、それがこのソフト。
当時まだ高価だったハードディスクを12M
も喰うHD専用ソフトとしてこの世に送り出
されました。

内容はと言うと、勇者になる訳でも無し、世
界を滅ぼす魔王が君臨している訳でも無い。
かといって、究極の武器を探して地下に潜る
必要もない。

では、どんなソフトかと言うと、目的のない
RPG、言い替えれば何でもできるから、何
をやっても良いのである。
世界中にいる冒険者を皆殺しにしようが、大
泥棒として世界を又にかけるも良し、ひたす
ら寝て一生を送っても良い。

始めは宅配等の簡単な仕事をこなして冒険者
としての基礎を身につけ、いずれはドラゴン
バスターとしてその名を世界に知られる様に
もなる。
マップは、新しい土地に踏み込む度に自動生
成され、ダンジョンや仕事はランダムに配置
される。

逆に、何をやってもいい代わりに、ゲームの
シナリオは自分で作らなければいけない。
つまり、目的が無いのではなく、目的を自分
で探す、そんなゲームです。
シナリオがないが為に、それが無いとゲーム
を進められない人には不向きな物でもあり、
「ユーザーを選ぶ」ゲームでもある。

現在は、プラットホームをPC98から窓マ
シンに変えて2作が発売され、全4作の長期
シリーズとなっています。
その間にゲームのシステムも少しづつ変化し
ています。

当時、仕事以外で漫画等を描く際にスランプ
に陥っていた私は、このソフトのシステムに
惚れ、何日も徹夜してまでやり込みました。

そうしているうちに、ゲームの中のキャラが
一人立ちし始め、左のキャラ達が生まれまし
た。それから、このキャラ達が活躍(?)す
る世界を描いたのが『冒険者になりたい!』
のシリーズです。

このシリーズは、今ではゲームから離れてし
まっていますが、まだ描き続けています。

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