ウルティマ オンライン

注:最初の記事は2001年ごろに書かれた物です。

おそらく、現在でも世界一の参加者数を誇るであろう、オンラインゲームの大作。

人気ではディアブロに一歩譲るかもしれないが、その自由度の高さと気軽に誰でも
遊べる所が長所。

2Dのクオータービュー視点で、キャラはちまちましているが、アクションは豊富、
服を替えればグラフィックも変わり、装備を替えれば攻撃方法も変わる。服の色も
髪の色も、オリジナルで設定可能、それらが全て画面の中のプレイヤー毎に反映
される。

キャラが小さいのは理由があり、そのキャラのスケールに合わせた実物大の世界
がそこにはある。だから、徒歩で隣の街まで行くのなら、キャラの歩数分の時間が
かかる。街の間にはモンスターもいれば、他のPCの家や店もある。

この「自分の家を持てる」のが、このゲームの最大の特徴かもしれない。

しかし、現在のルネッサンスエディションになる前までは、殺戮と謀略の時代。
とても初心者に手が出せるものではなかったという。

それでも今なお人気が持続しているのは、日本語に対応していてサポートもしっかり
しているところ、日本人向けのサーバーがあることによって、ゲーム内の会話で
日本語が通じる点が人気の秘密かもしれない。

だが、発売から5年以上が経過し、度重なるアップデートを繰り返し、今では抱え
きれない程のユーザーを抱えて迷走しているきらいもある。

それでもわたしは、元々こういった自由度の高いRPGを好む傾向にあり、仲間内の
皆が始めると言い出したときに、あっさり乗ってしまい、連日の睡眠時間の圧縮を
強いられることになった。

この情熱はどこからくるのか判らないが、仕事のストレスをゲーム内で発散して
いるのかもしれないし、ただ単に知らない人と他愛もない会話を楽しみたいだけなの
かもしれない。

ライトな感覚で始められるが、突き詰めればどこまでもディープなRPGにはまりたい人に
お勧めの1本。


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「ウルティマ・オンライン」は、米オリジン社の登録商標です。