レポート６：バッテリーの心配はないが…
いよいよ大本命のＪＲ東海道新幹線でのＲＯ実験、本番がやってまいり
ましたが…
結論から言えば、「無理」です。
いきさつはこんな感じ。
実験区間は、ＪＲ東海道新幹線・新神戸〜東京間。ワールドはバルダ。
新神戸駅でＨ”接続、と思いきや、いきなり5分のトンネルで接続すらできず。
トンネルを抜ければ暫くは市街地を走るのですが、ここでようやくH”接続、
ＲＯ起動。
しかしラグがひどく、サーバーに蹴られまくって、ログインできたのは新大阪駅。
しばらくまた市街地を走るので、在来線の駅や大企業の工場そばを通過する
時に溜め撃ちでゲームが動く。
しかしまともに動ける状態ではなく、ファブルに殺されかける。
新大阪〜京都の丁度中間あたりでラグの後、鯖キャン。
京都駅構内で鯖キャン。（なぜ？）
京都を出て、山科のトンネルを出たところで鯖キャン。
滋賀県に入り、暫くは普通にゲームができる。
大企業の工場が点在していて、そこでキャリアを拾っている模様。
しかし野洲のあたりで鯖キャン。
それ以後トンネルが多く、キャリアを確保できず、ゲームに入れない。
関が原か大垣あたりでようやくキャリア確保、名古屋までしばらくラグ状態で
ゲームが続く。
名古屋駅周辺は安定して動作。しかし、郊外に出るともうラグというレベルでは
なく、全く停止している状況。
通信プロパティを開くと、何秒か何十秒か置きに４８バイトづつデータを受信
している模様。文字で言えば、全角２４文字。モデムが３００ボーの頃でも
これより早かったと思われるが(笑)。
ＢＢＳの閲覧などなら、このレベルでもデータを受信して読んだりできるが、
ゲームのように双方向にキロ単位でデータをやりとりするものは無理かも
というより、無理です。(笑)
今、名古屋を出て１７分（開始から８０分）たちましたが、画面更新されてないです。
鯖キャンの信号すら受け取っていない様子で、次の駅の通過で落ちると思われ。
現在２１分、きりがないので、ゲーム終了を選びましたが、その信号が向こうに
行ってないので、これの後ろでまだＲＯは動いてます。（ログアウトしないと、
ゲームが終了しないため）
というわけで、新幹線でのＲＯは、不可能では無いが、可能というにはあまりにも
厳しい条件をクリアして、ようやく通常の何百分の一かの動作しかしない、
ということになります。しかも、名古屋を出ると事実上動きません。
ゲームが進行しないので、新幹線でのモバイル機の使用についてうんちく。
７００系新幹線のドアそばの席だと、壁から長めの固定テーブルが生えて
いるので、前の座席のリクライニングを気にすることなく、快適にタイプも
マウスも使えます。
また、電池に関しては、大容量バッテリーを積んだり、予備の電池を持って
いくのもいいですが、７００系のドアそばにはＡＣ１００Ｖのコンセントがあり、
これを自由に使えます。
それぞれ自由席の1号車で確認しました。（今それをフルに活用しています）
これは、同じ７００系車両を使っているレールスターでも使えると思います。
携帯ベースでの通信環境は、実験の道具が無い為に確認できませんが、
PHSベースのH"でも通信自体はできるようです。
現在浜名湖の横を通過（開始から１１０分）、ＲＯがようやく鯖キャンされました。
こちらから送った終了信号は届かず、向こうから送ってきた水道の水滴の様な
データを徐々に溜めて、それで落ちたようです。
そして、この書き込みは新幹線の中から浜名湖あたりで送信しましたが、
書き込み（投稿の送信）が完了したのは浜松に着いてからです。
総合評価：近畿圏内C 東海道：E 静岡・熱海近辺はトンネルだらけなので…
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