荒木正幸
京阪に乗るためには一旦地上に上がらなくてはなりません。地下道から四条高島屋のエレベーターで四条通りに出て鴨川を渡り、有名な南座の向かい側にある京阪四条駅のエレベーターで再び地下に降ります。こちら京阪は地下化されて10年ほどになるのですが、ホームへのエレベーターとスロープ板が完備された便利な駅になっています。樟葉駅まではここから急行で40分、阪急での乗車時と同じく駅員さんに最後部の車輛に乗せてもらい、樟葉駅への連絡をお願いするとひと安心です。カーブ区間の多い京阪ですが丹波橋駅や八幡市駅などまだまだ設備の整っていない駅が多いようです。その中でも中書島駅や樟葉駅などはかなり設備が整っていて、今後このような駅が増えてくることを望みます。樟葉駅では急行が特急を待避するために長く停車しますので余裕を持って降りられました。この樟葉駅にはスロープ板の他、エレベーター、障害者用トイレ等が完備されている他、駅員さんもかなりたくさんおられる様子で、バスターミナルと飲食店街が賑わう大きな駅でした。阪急東向日駅から京阪樟葉駅まで、最終的には1時間半かかりました。阪急河原町駅から京阪四条駅までの移動に以外と時間がかかるものですね。四条通りの歩道を、人ごみをかき分けて行かなくてはならないので、雨でも降れば車いすで通るのにはかなりの苦労です。しかしこのように利用すれば便利というような目安があれば、公共の鉄道交通も安心して利用できます。