肛門皮膚掻痒(そうよう)症


肥厚した皮膚が特徴的な肛門周囲皮膚掻痒症
色々な原因で肛門周囲皮膚が肥厚し頑固で慢性的で、難治性の痒みに 悩まされる症状を、肛門皮膚掻痒症として総称します。 原因:カンジダ症、白癬症などの真菌症によるものがおおいですが、 そのほかに、湿疹、乾燥性、軟膏などの副作用性接触性皮膚炎など。 「お尻の汚れが原因になりやすい肛門掻痒症」 肛門がかゆいからといって、ぼりぼり掻くのは厳禁です。かゆみ が、なをひどくなるばかりか、爪で掻き傷をつくり、炎症ができる こともあります。糖尿病は皮膚がよわくなり痒みをおぼえます。 湿疹や皮膚炎は一度慢性化するとなかなか治りません。皮膚科の 先生に早くかかりましょう。また、石鹸でごしごしこすりすぎると 皮膚がアルカリ性になって、かゆみがひどくなります。お湯で かるく、たたき洗いをすると良いでしょう。 肛門はいつもドライで清潔に!!木綿のパンツも良いでしょう。   <「痔と肛門疾患の分類」へ戻る>   <ホームページに戻る>