プレイステーション関連のページ

ここはソニーのプレイステーションのソフトで、お気に入りや
比較的やりこんだソフトについて、つらつらと綴ったページです。



登録 04/08/13

グラディウスV
STG/コナミ

STGの金字塔、グラディウスも遂にAC版が出ることなく、コンシューマーでの
続編登場となった。これも時代の流れか。

基本的には、歴代のシリーズの操作やパワーアップメニューを踏襲している。

ステージは、伝統の「モアイ」が登場する面が無くなってしまったが、「外伝」や
「サラマンダ」のステージも含まれていて、割とオムニバスな感じがする。

画面の雰囲気は、背景や光学エフェクトなどから、トレジャーの「斑鳩」に近い
印象を受ける(実際トレジャーが作ったらしい?)。

秋葉原で先行体験会で遊んで以来、早く出ないかと心待ちにしていた。
ソフトは予約買い、発売日に会社を定時で終わらせて速攻で入手。

遊び始めて数分、グラディウスだなーとか思いつつ、気がついたら4時間遊んで
いた。
そして、やればやるほど面白くなってくる。

そこには、久々に「グラディウス」を遊んでいる自分ではなく、「本当のSTG」を
遊んでいる気分にさせてくれる、いや、思い出すといったところか。

遊んでいて本当に面白いSTG、久しくこの感覚を忘れていたのかもしれない。

外注でACTや格闘を海外にまで発注しているメーカーが増える中、まだこんな
「作品」を作れるクリエイターが日本にいることを、同じ国に住む人間として、
誇りに思うべきことかも知れない。

海外の作品が悪いと言っているのではない。むしろ、今の状況に陥ったゲーム
開発会社、産業、環境自体に問題があると思っている。

好きなら絶対即買い、そうでなくとも良質の、しかも最高の横STGを遊びたいなら
買っておこう。

これが面白く無いという人や、過去に遡って「昔は良かった」などと言うのなら、
その人は、当分の間これ以上のSTGに出会うことは無いだろう。

現在の日本のクリエイターが作った、現在最高のSTGの1本として挙げておく。

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登録 04/08/13

WRC3
RCG/スパイク

「2」は買って数日で友人に貸したまま、いまだに帰ってこないので進んで
いない。なので、3の紹介となるのだが、基本的には2と同じ内容である。

まとめて話をすると、2からドライバーの顔テクスチャが、本物のドライバーの
ものになってリアルになった。

はるか遠景まで描かれていた背景は、エフェクトをうまく利用して簡略化され、
代わりに近景の作り込みが良くなった。

そして、走りの部分に関して、2から大分改良され、かなり走りやすくなった。
また、SSSと呼ばれる2台同時疾走のコースも追加され、手軽に対戦なども
出来るようになった。

そして、3である。

内容は2とほぼ変わらないように思うが、描画エンジンが改良されたのか、
背景の作り込みもアップし、パーツの壊れ方も細かくなった。

データは03年のシーズンのものがベースで、シュコダは後半から投入
された新型のファビアが最初から使えるようになっている。

資金難から休止したり、まともにマシンの開発ができないといった04年の
シーズンに比べ、まだ元気だった頃のWRCがここにはある。(今のWRCが
面白くないと言っているのではない)

時間が取れなくてまだ遊び込んでいないが、ラリーゲームとしては最高の
1本に挙げても良いだろう。

部屋が片付いて、ハンドルがどこかに固定できれば、ぽちぽち遊んで行きます(笑)。

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登録 04/08/13

一撃殺虫!ホイホイさん
ACT/コナミ

何をどうすればコナミからこのソフトが出るのか想像が付かないのだが、
雑誌やコミックとの連動も多い中でなるべくしてなった内容が、たまたま
コナミから出ただけかもしれない。

内容は、近未来の害虫退治がテーマで(はしよりすぎ)、原作にほぼ忠実な
設定となっているが、ストーリーはオリジナルである。

あらゆる殺虫剤の効かなくなった害虫を、製薬会社が作った小さな自律型
ロボットで駆除していくというもの。

ゲームとすれば、「プラレス三四郎」を自分で操作してると思えば良い。
最近で言えば、「エンジェリックレイヤー」か。

ジャンル的には、手のひらサイズの人形をカスタマイズして、相手と戦うのだが、
これは害虫駆除を行う部分がアクションゲームになっている。

だから、視点は地上から10cmほどの小人の世界であり、敵となる害虫も
ハエ1匹でも抱えるほどの大きさがある(幾分誇張されているが)。

操作性にやや難があるが、カスタマイズして攻略を進めていくのがなかなか
楽しいし、着せ替えの要素もある。

初回版には1/1スケールのフィギアが付いたが、フィギア系雑誌の誌上
通販で出た改良版の方が遥かに出来が良い。

双方とも既に手に入らないが、自分でパーツを作ったり、市販の1/6武器を
持たせたりと「その手」のファンを取り込む事にも注力している。

欲を言えば、ライバルの「コンバットさん」を使ってみたかったり、2P対戦
なんかもあればもっと良かったかもしれない。

後日追記:
ゲームは、コミックスでむーちゃんが遊んでいるゲームが題材かも?!

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登録 04/08/13

R−TYPE ファイナル
STG/アイレムソフトウェアエンジニアリング

会社名が偉く長くなっているが、(いろいろな意味で)今は無きあのアイレムの
存続会社である。

パチンコの液晶に版権売ったり、災害直下のサバイバルを題材にしたりと、
昔の同社の面影も無いほど変わってしまったのだが、それが時代の流れ
なのだから仕方ない。

そんなおり、同社の看板ソフト「R−TYPE」の最終版が登場。
80年代終盤に登場し、小さな自機に波動砲と無敵のオプションを搭載し、
独特の世界観をもつステージをクリアしていくSTG全盛期の一翼を担った
ソフトがベース。

AC版含め、様々な続編が作られてきたが、これはその集大成とも言える
内容に作られている。

マップの攻略、プレイ時間などの条件で「Rシリーズ」と呼ばれる戦闘機の
系譜を順に追っていくように、使える機体が増えていく。

その数、99機。

中には、取って付けの設定で同社の他のSTGの機体も含まれていたり
するが、そこはオールスター的な遊びの要素なのでご愛嬌としておこう。

機体によってマップの攻略も変わってくるのだが、お勧めはイメージファイトの
自機であるOF1シリーズ。ポッドと呼ばれるオプションは、攻撃方向を
自由にできるので重宝する。

また、Xマルチプライの自機に搭載されていた鎖付きのオプションも自由度が
高いのでお勧め。

ミスターヘリは趣味の領域と割り切ろう。

難易度は全体に高めで、どちらかといえばシューティングというよりもこの
自機集めがメインとなっているのがちょっと残念か。

でも、本当に好きならば、R−9で最後まで行ってみるのもまた楽しみ方で
あると思います。

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登録 04/08/13

魔界戦記ディスガイア
SLG/日本一ソフトウェア

この会社のソフトは間にも全部買っているが、やりこみ度というほど進んで
いないので、このソフトを先に紹介する。

寝ている間に自分の城をのっとられかけた、魔界の王子が主人公。
その性格は傲慢で残忍、血も涙もない生粋の魔族…
と書けばどんなすごいハードな世界かと思いきや、画面の雰囲気や
シナリオはいつものノリである。

「史上最凶やりこみシミュレーションRPG」という肩書で登場したこのソフト、
本当にそのやりこみ度合いは半端じゃない。

基本的にはタクティカルシミュレーションで、キャラユニットを操作して
マップをクリアしていくシナリオ型なのだが、攻略を進めるごとに主人公や
周りのキャラ、ユニット固体もそれぞれ成長していく。

そして、ユニットのレベルが上がると、その系列の職業も順次選べるように
なっていく。

その新職業のユニットが成長して…と繰り返していくのだが、主人公も
「転生」を行うことで、自身の基本能力を高めていくことができる。
その際レベルは1に戻ってしまうのだが、ゲームを始めた時のレベル1とは
全然強さも違う。

これを繰り返していくと、主人公はどんどん強くなっていく。

また、武器の強化を行うために、その武器の中の世界(ダンジョン)を攻略
したり、同じアイテムにも基本能力の違いがある「レアアイテム」があったりと、
やればやるほどわき道は増えていく。

それらを全部クリアせずともゲームはクリアできるが、やりこむほど奥は
深くなっていく。

逆に、やりこまないと先のシナリオは若干きついものになってくるかもしれない。
時間があればあるだけ使って、なければ1マップさくっと遊んで止めれる、
そんないい味のソフトになっているので、色々な人にお勧めできる。

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登録 04/08/13

グランツーリスモ・コンセプト
RCG/SCEI

2001年の東京モーターショーに出展された、コンセプトカーを中心に
ラインナップされた、言わばGT3の入門ソフト。

登場する車種は、GTカー以外はその殆どがショーに出展されたクルマが
中心で、実際には走行データのないモックアップのものまで含まれている。

だから、キャッチコピーが「誰も乗ったことの無いクルマ」なのだ。

ゲームは、1レースクリアするごとに使用できる車種が増えていき、最終的に
全コース・全難易度をクリアすれば、全てのクルマが揃うようになっている。

中には、クリアすることで車種が増え、そのクルマ専用のレースも開催
されたりする。

「pod」のレースには、専用のコースまで用意されている。

それでも、市販車にはない「かっこよさ」を優先的にデザインされたクルマ達が
画面の中を走り抜けるその様は、ある意味そのクルマたちの幸を写す光景
なのかもしれない。

走る為に作られる車が、本当に走ることなく「コンセプト」としてその短い生涯を
終える前に、一花咲かせてやろうじゃありませんか。

ちなみに、このGTCを100%クリアすると、GT3で使えるとんでもない量の
お金がが手に入る。
それを使ってGT3に殴り込むもよし、既存のデータに振り込んで好きなクルマを
とことんまで改造してやるのもよし、楽しみ方はいくらでもありそうです。

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登録 04/08/13

WRC
RCG/スパイク

世界で唯一、FIA公認のWRCを題材にしたゲーム、それがこれ。

元々ラリーが好きなのは、このサイトのあちこちで書いているが、
これはその世界最高峰のラリーであるWRCをモチーフにしている。

ゆえに、登場するメーカー、クルマ、ドライバー、コースの全てが本物を
ベースに作られている。

そして、そこいらのレースゲームとは一線を画すシステムが、これにはある。
曰く、「クルマが壊れる」のだ。

一般の自動車メーカーに公認を受けたソフトでは、ブランドイメージからか
自社のクルマが例えゲーム中でも事故で壊れるのを良しとしない。

ところが、ラリーではクルマが壊れるのが当たり前、壊れずして何の公認かと
言わんばかりに壊れまくる。

若干フレームレートやオブジェの荒さが目に付く場面もあるが、どこまでも
描画された画面はリプレイで生きてくる。

本格的に遊ぶにはハンドルコントローラがお勧めだが、パッドでもそれなりに
ドリフトコントロールして遊べるように作られている。

その分若干ゲーム然としているところもあるが、派手にぶっ飛ばして壊して
転がって、それでもゴールできればこれ以上楽しい「走り」は無い。

ライバルカーも一緒に走る事は無いので、自分のラインを好きに攻略できる。
「競争」が好きな人には淡白な内容に写るかもしれないが、ラリー好きなら
買いの1本。

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更新 2002/03/01

グランツーリスモ3 A-spec
カーライフシミュレーション/SCEI

「貴方のクルマに乗ってください」が今回のテーマとなるGT3。
前作から二年を経て、格段に進歩したシステム、グラフィック。

今回も攻略日記形式で、行けるところまで進めて行きます。

詳細ページへ行く

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更新 2002/03/01

アーマードコア・セカンドエイジ
SMG/フロムソフトウェア

大本がすでに何なのか、誰にも判断がつかないくらいこの手のジャンルが確立
された気がする今日この頃、私にとっての「AC」は、「マッチメーカー」という
テキスト形式のシミュレーションを思い出させる。

自分でパーツを選定し、ミッションをこなし、金を稼いで自分の機体を強化していく。
このミッションの部分を自動的に対戦させるプログラムが、マッチメーカーと言う
ゲームで、インターネットの普及していない、草の根BBSの時代に、メールでデータの
やり取りをして皆で対戦したものだ。

しばらくしてx68kにRCというソフトが出る。これは、組み上げた機体にチャート式の
プログラムを施し、対戦させると言うもの。これは後になんとかドリームやPS時代に
なってカルネージハートという傑作を世に送り出す。

しかし、このアーマードコアは一味違う。
機体を組んだ後、それを自分で操作して戦わなければいけないのだ。
今までは、戦況に応じて自動的に装備が選択され、回避し、敵を叩いていた。
このゲームは、両手の武器、背中の兵装を使い分け、自分でレーダーを見て状況を
判断し、敵の攻撃をかわしながら作戦を遂行しなければいけない。敵のロックオンも
セミオートなので、自分できっかけを作らなければならない。

はっきり言って、難易度高め、初心者お断りのゲーム。手軽に気軽に遊べるものでは
ない。最初のミッションはまだいいが、それ以降はこれでもかと苦境に立たされる。

だから、万人にはお勧めできないが、難易度が激辛のゲームにどっぷりはまりたい
方にはお勧めする。ヌルいゲームに飽きた人へ。

とかかっこいい事書いているが、実はプレイ時間が取れない関係で殆ど攻略が進んで
いない。(笑)

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更新 2000/05/08

鉄拳タッグトーナメント
対戦格闘/ナムコ

AC版の登場から1年、そしてPS2発売に合わせてナムコが満を持して投入して
きたのがこのソフト。

その移植度は完璧、オリジナルのAC版よりもグラフィックに関しては上を行って
いる感もある。

鉄拳を知らない人の為に解説すると、これは1レバー4ボタンで操作する3D格闘
ゲームで、必殺技(死語)の発動に奇怪なレバー入力を必要とせず、主にボタンの
組み合わせのみで技を繰り出すという特徴を持ったゲーム。

そのおかげでとっつきは良く、初心者でも上級者相手にそこそこ遊べる様になる位
までに、さほどの時間を要しない門戸の広きソフトである。

このTTは、それの第3弾のソフトに、1対1の対戦ではなく、途中交代の要素を
付加したもので、キャラの組み合わせによって様々な遊び方を構築できる。

格闘はやったことないけど、PS2持ってて買うソフトに悩んでいるのなら、とり
あえず持っていても損はなく、やりこめば奥の深さが見えてくる良品な1本。

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更新 2000/05/08

ファンタビジョン
PZL/SCEI

既存のどのソフトにも似ていない、花火を連鎖的に開花させるという一風変わった
アクションパズルゲーム。SCEIのPS2専用ソフト第1弾。

ゲームが始まると、画面の下から花火が打ち上げられてくる。しかし、これはその
まま放置しておくと、打ち上げの頂点の辺りで立ち消えしてしまう。

そこで、この花火の火種を「キャッチ」してやり、手動で炸裂させてやらなければ
いけない。しかし、ただ捕まえるだけでは開花せず、同じ色の花火を3個以上連続
でキャッチすると、初めて炸裂させることができる。

そして、画面の中には色取り取りの花火が打ち上げられて来るので、数種類の色を
続けて捕まえる必要があるのだが、「ワイルドカード」というどの色にも繋がる弾、
得点や効果のアイテムを間に挟んで、色を変えつつ連続して捕まえ、一気に炸裂。
これをディジーチェーンと呼ぶ。また、前の花火の火が残っているうちに次の花火
を開花させると、チェーンコンボが成立、うまく繋げれば1面あたりの花火を全て
連鎖させることも可能。

やっていると画面は綺麗で、結構面白いのだが、操作方法が少々特殊で、これに慣
れないと連鎖どころか次の花火を捕まえるのもままならない。

しかし、やり込める要素は十分あるので、新しいジャンルに挑戦してみたいなら、
一度遊んでみることをお薦めの1本。