ステージ1−1:新世界への扉

PHOTO=AE86
前作から2年、PS2発表時から出ることを約束されてきて、ようやく
発売となった作品。
プラットフォームをPS2に移した事で、画像表現力は格段に上がり、
今まで暫定だった物理計算も、かなり正確にシミュレート出来る様に
なった。しかし、現実の物理計算をまともにゲームに持ち込んでしまうと
誰も遊べなくなってしまうので、まだゲーム然とした部分は残っている。
ソフトを買ってきて、最初にアーケードモードを起動し、遊んでみた
感想が、「クルマが重い」だった。フレームレートが上がり、滑らかに
動くようになってかどうか、ハンドルに少し遊びがあるのか。
とりあえず、専用のハンドルコントローラーを畳部屋のコタツに何とか
思考錯誤四苦八苦しながら取りつけ、もう一度遊んでみる。やっぱり
重い。サスが柔らかいせいかなーとか思いつつ、GTモードを起動。
おお、今回は最初から150万持ってるではないか。あとでクルマ
見に行こう。最初にライセンス試験をある程度こなしてから、クルマを
買ってレースをしようと考える。この時点で、あまり計画性が無いのが
後々影響するとは露とも知らずに。
で、慣れないハンドルコントローラーでヒーヒー言いながらようやく
国内Aまでゲット。18日も経ってる。むう、早くクルマ買おう。
で、国内メーカーの店を何件か見て回る。今回中古が無いので、
全てのクルマを新車で購入しなければいけない。最初から150万も
持ってるのはそのせいか。ところが、その持ち金で買える新車は、
この時点では5,6台しかない。しかもヴィッツや軽とかしかなく、
狙い目のハチロクもみんな乗るだろうから、ここは一発前回と同じ
アルトワークスを購入。
買った後で、ここまで一回もセーブしていないことに気づく。
ステージ1−2:最初から茨の道
アルトを買って、マフラーとROMだけ購入。早速レースへ持ちこむ。
最初はサンデーカップから。
しかし、どうやら今回は3レースが組みになっていて、それらを制覇
しないと賞品のクルマも貰えない仕組みになっている。
しかも、賞金も安い。
草レースを数回走って、すぐに上のクルマにステップアップとはいかない
様だ。
そして、スターティンググリッドの周りには、リッターカーが並ぶ。
スタートすると、やっぱり先頭発進の奴はどんどん先へ行ってしまう。
それでも数回走るうちに、なんとかハンドルにも慣れ、地道に稼いだ
賞金で徐々にパワーアップを計り、ターボ、フライホイル交換する頃に
ようやくサンデーカップを制覇。1位の賞金が安かったので、貰える
クルマも期待はしていない。
次に狙うはクラブマンカップ。しかし、ここで強敵MR−Sと出会う。
時々いなくなるが、ほぼ毎回エントリーしていて、コーナーの脱出が
早く、うちの細いトルクではかなり苦戦を強いられる。
しかも2位だと只でさえ少ない賞金がますます安くなる。
これはきつい。方針を変えて軽のレースに出る。
すると、少しはチューンが入っているうちのクルマで、相手は相応の
テクを持ったCPUにもなんとか勝てるレベルだった。
それでも、きちんと予選をクリアしないと低レベルのレースなので
グリッド数メートルの差が最後まで追いつけない距離にもなるのだ。
地道に、しかし確実に。
軽のレースを制覇し、ミニを貰う頃にはそこそこのチューンになり、
ハンドルにも慣れてきた。
そして、小さな心臓に二桁の馬力で坂道をあくせく走るその姿に
愛着も沸いてきた。
今ならクラブマンでも勝てる気がする。
ステージ1−3:小さな勝利

PHOTO=CR-X
クラブマンに帰ってきて、最初にR5を走る。おお、結構行けるでは
ないか。未だ高いギアも買えない状態ではあったが、周りはノーマル
だと思われるので、こちらでも小回りの良さを活かしてコーナーで
詰めていけばそこそこ行けるはず。
とりあえず最初のダッシュに邪魔になる下位の車をパスするために
予選を走り込む。4位、3位スタートで3位、2位と徐々にスコアを
上げて行き、数回のチャレンジの後ようやくR5を制覇。
軽でもリッターカーに勝てるのだ。これは小さな勝利だが、大きな
一歩に違いない。
100馬力を超え、軽量化まで手が回る頃、ようやくクラブマン制覇。
しかし、この子の限界はこの辺りまでだろう。
ならば、レースで貰ったAE86に手を入れて、少し粘るか。
しかしチューニングの金がない。最初からこれを買っていれば、もう少し
序盤が楽になっていたかもしれない。
現時点でこのクルマは、FR、80年代、ターボ、NAのレースに出れる。
でかいターボは当分買えないので、上記のレースを行き来しながら少し
づつパワーアップしていく。基本性能は、ノーマルの86とそう変わらない
車種がエントリーしてくるから、問題は無いはずだ。
どうやら、序盤はこのクルマを買うのが正解の様だ。
これから始める人は、この辺りに気をつけよう。
ここでも、各カテゴリにライバルは存在する。S13、デルソル、MR−S、
そしてバージョンSSと呼ばれる黒いボンネットの86改。
とにかく、青山のコースはこいつが断然速い。リプレイ見ても、綺麗なライン
取り、沈まないサス、スムーズな加速。他のGTSとかが壁に当たりながら
曲がっていくのに対して、これはかなりクルマの性能に見合った走りをする。
これに勝つには、もはやNAチューンなどとは言ってられない。幸い、ターボ
選手権でオーバルコース2周で50万稼げるので、ターボを中心に強化
していき、300馬力超えた所でバトルを挑む。
しかし、結果は惨敗。サスもタイヤもノーマルでは、その馬力を持て余して
迷走するばかりだった。サスを買うために、さらにオーバルを6周したのは
言うまでもない。
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