ステージ5
いよいよ国際A級ライセンスを取らないと、ここから先のレースには出れない。
ネットのニュースなどを見ても、皆一様に難しいとの評判。
なら、時間がある時にゆっくりと腰を据えて取り組めば良い訳で、開き直って挑戦したら
意外や意外、結構簡単だったのだ。
ライセンス試験と言うと、車は様々、コースアウトは即失格、タイムは厳しいと来ている
が、BとAをクリアしてきて、その間に色々レースに出ていれば、さほど難しく無くなっ
ているはず。
国際A級試験の場合は、教習車はグリフィスとバイパーの2種類しか使用しない。
最初にグリフィス、次にバイパーと、交互に車を乗り換える。
ここは、車に慣れる為に、片方の車の試験をまとめて受け、次に残りの車の試験を受ける。
最初のハイスピードリンクは問題なし、次のグランドバレーからが本番となる。
試験では、それぞれのコースをスタートから1周だけ走り、規定の時間内なら合格。
課題はそれだけなので、ぎりぎりのラインを責める事も、最高速を出す必要もない。
安全運転を心掛ければ良いし、一発合格等と考える事もない。
だから、最初は普通に、ライン取りや減速のポイントなどを考えながらゆっくり走る。
何分かかっても構わない。コースアウトせず、スピンしない減速のポイントを探す。
次から、少しづつスピードを上げていく。
こうすれば、3・4回走る頃には規定の時間でクリアできる筈だ。
コースアウトの判定は、タイヤが縁石の外に完全に出なければOK、壁に多少当たっても
激突しなければOK。
注意する点は、バイパーはかなりズルズルなので、加速時にアクセルを吹かし過ぎない事。
コントローラーはアナログが望ましいが、なければデジタルでも構わない。半アクセルは、
ボタン連打で対応できる。
ちなみに私は、デュアルショックのアナログハンドル、アクセルとブレーキはボタンで、
バイブレーションはオフ、ミッションはATを選んでクリアしている。
貴方に鷹獅子と毒蛇の加護があらんことを。
最終ステージへ
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