ベクターW8


重量馬力駆動形式その他
1550kg643psMR
ベクターW8、知る人ぞ知る最強のアメリカ車。
6リッターV8ツインターボ、643馬力・87kgのトルクをもち、それを
ATで蹴飛ばす冗談みたいな車。

最初にこれを見たのはある読み切り漫画の中、コンセプトカーのW2だった。
次に見たのが車雑誌、完成したクルマであった。

あまりに強烈過ぎるスペックから、米国の安全基準をクリアできずに、完成までに
数年を要し、ようやくデビューしたのが90年代前半。
しかし、時代は進んでいて、いかに最先端の技術を取り入れたモデルであっても、
既に時代遅れの部分も多かった。
それは、16インチというタイヤサイズにまず見て取れる。

それでも、そのスタイリッシュなデザイン、圧倒的なパフォーマンスに惚れた
自分はフェラーリ以上にこのクルマを憧れの対象として来た。

グランツーリスモ2で市販車最強の称号を得ると、クルマ好きの見る目も変わったが、
メーカーは財政難から身売り、そして活動停止に追い込まれる。

だが、今のアメリカに、市販車でW8を越えるクルマはまだ登場していない。

その日が来るまで、W8はアメリカ最強の称号を高々と掲げつづける。

製作課程などの詳細は、以下のページにありますので、興味のある方は
覗いて見てください。

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注:CGは、尊敬する写真家、故・但馬 治氏のピンナップイメージに
似せて作成しましたが、氏の作品を中傷したりするものではありません。


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