NAKAJIMA’S EYES |
私達の青春時代は学生運動の華やかなりし時代であった。若い人達は希望と夢を持っていた。若者達は賃金差が無く、平和で平等な時代を創ろうと必死になり、政治家達に命を賭けて訴え続けていた。そして60年安保や70年安保を闘い続けた。 学生達はアルバイトをしながら学業を続けた。今の学生達は親の脛(すね)を齧(かじ)り学費を出して貰い、豪華なマンションを借り、何不自由無く暮している。皆が皆とは云わないがそういう人達が多いと思う。極貧でも逞しく、目標を決めエアコンも無く、スト−ブも無い、三条や四畳半程の狭い部屋を借り、他人を気遣い、友情を深め、親兄弟を大事にし、親類付き合いをし、隣近所との連絡を密にし、旅行へ行く度にお土産を買い、近所に配り、色んな人達との融和を謀り、近所の行事には必ず参加していた。自宅の庭には沢山の草花を植え。仏壇を大事にし、神仏を大切にし、草花やご飯や水を供え、家内安全を願い、懸命に生きようとしていた。民主党が政権を握ったからといって、政治がそんなに簡単に代わる訳じゃ無い。裏金や土地転がしが横行し、金持ちは益々金を儲けようとする。不景気が長引けば長引く程、貧しい人達が増えて行き、新興宗教やマルチ商法が横行し騙される人達も増えていくだろう。生活保護を受ける人も増えて行き、国の財政は逼迫(ひっぱく)するばかりだろう。今の人達は努力もせずにお金を手に入れようとしたり、幸福を掴むもうとしたりしている。世の中、そんなに上手く渡れるものじゃ無いと思う。 |
1.表紙BUG49号 新年のあいさつ 2.今年の抱負 3.平成21年度「NHK歳末たすけあい」義援金報告 4.広告 ホームページ 名刺 メルマガ登録のお願い 5.ほていまつり 6.ワークスカレンダーが完成した 7.NAKAJIMA'S EYES 8.あしあと 編集後記 |
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