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平成11年度試合結果
新聞記事切り抜き


平成10年度試合結果


京都産業大学 対 立命館大学

前半 先週の摂南大での怪我の続出で、その後のグラウンドでの練習に思うような練習が出来ない大西監督としては歯がゆい毎日だったのでは。土曜日の最後の調整に何とか選手が揃う異常事態の中、試合当日は爽やかな秋空の下でのゲームとなる。グラウンドに現れる京産大の選手諸君を見ると立命館大の選手に比べ上背、体格共に小粒に見えた。これ以上怪我の選手が出ないことを願うばかりの観戦となった。

ゲームが始まり京産大の強気な攻めに徹した展開を目の当たりにし、今日の試合は勝ったと確信した。京産大の敵陣ゴール手前での攻撃が数分間続く、最後はラックとなったところをフッカー入口とプロップ角田の二人の二人三脚攻撃でポール右横にトライ、ゴール成功。再三にわたる立命館大の京産大自陣での攻撃にペナルティーの連続から最後は立命館大フォワードの素早い攻撃にサイドをつかれてポール左横にトライ、ゴール成功。

開始22分京産大は中央付近でのスクラムからハーフ橋本、スタンド大野、センター小西、最後はウイング白谷の鋭い縦攻撃から約30メートルの独走右中間にトライ、ゴール成功。京産大バックスの見事な連携プレーであった。開始29分京産大は敵陣ゴール5メートル手前でのペナルティーからエイト平田の素早い攻撃をフォーローしていたフランカー伊藤が左中間にトライ、ゴール成功。1年生伊藤の初トライとなる。開始34分京産大は自陣でのラックから出たボールをハーフ橋本からスタンド大野にわたり、大野の立命館大バックスの裏へパントキック、京産大センター三宅がキャッチ、素早くフォローしていたウイング坂倉が一人、二人三人と相手バックスの選手を交わしてポール下へトライ。ゴール成功。このトライは京産大の前、前に出て相手にタックルする攻撃が味方ボールとなってトライとなる強気な攻めでもあった。

後半 開始3分立命館大は京産大自陣10メートル右ラインアウトからのモール攻撃で右中間にトライ、ゴール失敗。立命館大のもう攻撃が始まり、京産大の選手に怪我が続出。橋本の脳震盪による退場、プロップ山田、スタンド大野の交代と笛が吹くたびに京産大の選手が倒れてしまう激しい連続プレー。そんな中、開始31分京産大は敵陣10メートル中央でのペナルティーを得たところで、プロップ千巖の素早い縦攻撃にフォワードがフォローしてラックになったところをハーフ迫田からウイング坂倉にわたって坂倉の華麗なステップに立命館大を翻弄して、中央左にトライ、ゴール成功。

開始35分京産大は敵陣5メートル付近のラックからハーフ迫田、スタンド片村、センター三宅、フルバック南から素早くウイング坂倉にわたってこの日3個目のトライ、ゴール成功。みごとなバックスの連携トライである。開始39分立命館大はハーフライン中央ラックからハーフ、センター、ウイングとわたって右中間にトライ、ゴール失敗。故障者続出によりインジャリータイムが大幅に取られ、開始42分京産大は敵陣30メートル中央ラックからスタンド迫田、フッカー入口にわたって入口のバックス選手のようにステップを切って中央左にトライ、ゴール成功。と同時に試合終了。この日の勝因は選手諸君のひたむきに勝利に向かっての攻めの姿勢があった結果では。またバックスの右往左往の縦横無尽な速攻が勝利をもたらしたとも言える。又キッカー小西のパーフェクトなキックも見逃すことは出来ない、頼もしい選手であり今後になお一層の期待をしたい。

京都産業大学 立命館大学
49 - 17
前 半 後 半   前 半 後 半
4 3 1 2
4 3 1 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
28 21 7 10
49 合計 17

写真提供 渡邊 純一氏


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