マッスルカー選手権第2戦、ステージはシアトル。
ここに350馬力オーバーのファミリアを持ちこみ、他のレースで車の挙動にも慣れ、
今度はちゃんと曲がってちゃんと止まるようにセッティングし、タイヤも最高級のを
スタートから順調に飛ばして行き、ゴール前ではバックミラーに敵車の姿はなし。 80万の賞金と車を貰ってほくほく顔で自宅のガレージへ。 しかし、そこに鎮座していたのは見覚えのあるスーパーマッスルカーであった。
シェルビーコブラ、アメ車好きなら一度は乗ってみたいと思うクルマ。
いきなりこれが手に入るとは思っていなかったので、いささか拍子抜けした感じも
すると、確かにスペックはすばらしいのだがハイパワーのFR車にありがちな挙動の
恐らく、価格的な事を頭においても、実車もそうなのだろう。
その売却価格、12500000cr。ちょっとまて、ゼロがひとつ多くないか?
と言うことは、今の手持ちの車であのレースを何度か勝てば、あっという間に億
かくして、キャロルに悪いと思いつつも、コブラ狩りは始まったのであった。
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