GT3攻略日記


ステージ2−1:遠い寄り道


PHOTO=ARTA NSX

オイル交換を2回ほど行う頃、先の4カテゴリを制覇。 ちょっと気晴らしにアーケードモードをやる。 シングルレースは、それぞれのゾーンをクリアしていくと次のゾーン が出るようになっている。とりあえずイージーは最初から眼中に ないので、ノーマルで一通り走り込む。 時間さえかければ、なんの問題も無くクリアできるレベルだ。 普通車は、GT−RかNSXを選べば特に問題は無いはずだが、 ラリーカーはプジョー206がお勧め。車体がコンパクトで、小回りが 効く上にかなり速い。実際のラリーでも常勝組にいる事から、 ドライバーを選ぶことなくその性能を発揮するだろう。 しかし、これにマキネンやマクレーが乗ったら、どんなレースを見せて くれるのだろうか。 Aゾーンをクリアしたあと、規定タイムアタックに手を出す。 実は、これがかなり深い。 各コースを、決められたクルマで1周するだけの単純なものなの だが、ライセンス試験と同じくコースアウトやクラッシュで失格となる 厳しいもの。しかもデフォルトで入っている開発者の出したスコアは、 ちょっと走れば届きそうだが、生半可な走りでは抜けない微妙な タイム。金と銀のタイム差が0.2秒とか、そんなレベルの走りを 要求される。 エリーゼに乗って、最初のタイムアタックに挑む。 結果、最終シケインでパイロンを飛ばして失格。 2回目はヘアピンの立ち上がりで砂を踏み、三回目に至っては、 1コーナーでグリップ無くしてコースアウト。 むむむ、GTモードでIAのライセンス持ってるのに、それ以上の 技術が要求されるのではないか? だが、走り込むうちにクルマにも慣れ、ミドのエンジン音も心地よく、 結構お気に入りのクルマになってきた。なんとなく、前作のティグラ レースカーにフィーリングが似ている。お金が貯まったら、これを 買おう。(笑) 前半はGT40が意外に難しい。ロードスターもわずかなミスでどんどん タイムが落ちる。 そんなこんなで半分まで消化するのに数日を要する。
ステージ2−2:我、光明を得たり


PHOTO=Clio sport V6 24v

アーケードモードを幾ら走ってもお金にはならないので、GTモードに 戻ることにする。 とりあえず、このハチロクでどこまでいけるかやってみよう。 そして、レースで得たわずかな資金を全てこのクルマに注ぎ込み、 このスペックで通用する限界を見極めるが如く走りつづける。 まずはターボ選手権をクリア。次にFR戦、NA戦を制覇。 残すは80年代車限定レース。ライバルは、こちらと同じ豆腐屋の ハチロクだ。 しかし、ここに戻ってくるまでに、うちのハチロクはほぼフルチューン され、サスを若干いじっただけで簡単に勝ててしまった。 今までの苦労は何だったのだろうと、いささか拍子抜けしたが、 気がつけば資金が500万ちょっとある。 レースで貰ったクルマに手をつけるか、新車を買うかしばし悩む。 今あるクルマは、チューンしてもこれ以降のレースではあまり役に 立ちそうに無い。 ここは一発、ランサーでも買うか。ショップに行けば、ストライプの 入ったTMEが目に付く。なんとなく気に入ったので即購入。 改造はROM買っただけで資金切れ。 これを、4WDのレースに持ちこむ。 そして、あっさり全勝してしまった。もしかしてこれ、かなり速い? 気を良くしてターボを載せ、エヴォミーティングに参加。 1レース毎にショップに出かけては改造を施し、結構簡単に全制覇。 しかし、こんなレースを繰り返していると金が残らないので、ある 程度のチューンでしばらく使い込む事にする。 オールスターや1ランク上のカテゴリにも参加、それなりの腕は要求 されたが常勝ムードが高まってきた。 金もガンガン入ってくる。新車を買わずとも、ガレージはクルマで埋まって いく。至福のひととき。 しばらく敵はいなかったが、プロフェッショナルリーグであいつに出会う。
ステージ2−3:ライバル


PHOTO=787B


マツダ787B、いまや伝説のルマン優勝車。
甲高い4ローターのサウンドは、いつも遠くへ去っていくだけの存在。
とにかく、掛け値なしに速い。

どれくらい速いって、うちの虎の子ランサーが、テストコースでトップギア
ベタ踏みで楽々置いて行かれる。

そして、レーダーには自分を含めた二位以下の集団と、ひとつのブリッツが
周を重ねるごとにその距離を空けていく。

いまの手持ちのクルマでは、絶対勝てない領域に彼はいる。

諦めるしかなかった。

そして、奴を抜き去ることが出来るクルマを探す果てしなき戦いが
ここに始まった。

考え方を変えれば、787Bの出ていないレースに参戦すれば良いの
だが、試合に勝って勝負に負けた的な悔しさがいつまでも残るだろう。

周りにいたGT−ONEやR390でもおいてけぼりを食らっている。
一体、何を持ってくれば勝てるのか。

できるだけ大き目のレースを制覇して、そこで貰えるクルマを投入
するしかなさそうだった。


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