GT3攻略日記


ステージ3−1:グラベルとターマック、そして雨


PHOTO=ESCUDO Pikes Peak Version

とりあえず、787Bの事はしばらく置いといて、ラリーに手を出す。 今乗っているランサーが、タイヤ買うだけでそのまま使えるので、 こいつを乗りこなす意味でも、これでもってラリーを制覇しようとした。 実は、ハンドルコントローラ買って一番楽しみにしていたのが、この ラリーイベントだった。 アクセルの微妙なコントロール、正確なカウンター。 まさしく、ラリーの為にあるようなコントローラ。 特に難しいと思うコースも無い。 元々ラリーは見るのも好きなので、これで走りも好きになったのは言う までもない。 しかし、雨のコースだけは別だった。 とにかく、笑えるほど曲がらない止まらないで、クルマのコントロール 云々以前に、ハンドル以外のコントローラでここをまともに走れるの だろうか、と心配になるほどだ。 しかし、そこはもう自分の足と化しているランサーではあまり問題に ならない。 面白いので、AE86やNSX−Rでも走ってみた。 だが、ハチロクは馬力さえ抑えれば、結構走りやすい。 そして、フルチューンのNSX−Rも意外にここでは使いやすかった。 R246に比べれば、ウェットのこちらの方が知ってるコーナーも多く、 まだ走りやすいのかもしれない。 そして、あれよあれよという間に全制覇、前回もお世話になったあの 赤いモンスターをゲット。 でも、これで787Bに勝負を挑むつもりはない。
ステージ3−2:過去から現われし者


PHOTO=A'PEX MR-S


次に手を出したのは耐久レース。
しかも、比較的簡単なスーパースピードウェイ。

オーバルをひたすら周るだけだが、もしテストコースで同様のレースが
行われたら、途中で居眠り事故続出となるのは間違い無いだろう。

1周30秒から40秒。コーナーも緩急があり、適度な緊張感もある。

雑誌やネットの情報では、先のモンスターを使って楽にクリアする方法
などが紹介されていたが、そんな邪道な事をして何が楽しいのか。

簡単なレースでも手を抜かず、きっちりやって、初めて貰えるクルマと
賞金に喜びを感じるものだろう。

それに、この後仕事が忙しくなってくるだろうから、あまり長いレースには
出れなくなるだろうし、ここいらでじっくり耐久を走っておこうと言う考えだ。

とりあえず、プロカテゴリのワールドカップに使っていたセッティングデータを
呼び出し、高速セッティングのまま走り出す。

ここでのライバルも、あまり問題にならなかった。
GTのMR−Sが比較的速かったが、タイヤが緩いのか、すぐピットイン
してタイムロスをする。チェイサーか何かが結構粘るが、遅いので問題無し。

4回のタイヤ交換で、割と楽に勝てた。

そして、プレゼントカーのルーレットの中に、何やら細長いクルマがいる。
この時点で、プレゼントカーをボタンの目押しで選べるとの情報を得て
いたのだが、特に迷うこともない。

そして、我がガレージにホンダのV10がやってきて、参加できるレースが
ひとつ増えた。

ステージ3−3:V10の咆哮


PHOTO=MP4/5


F090Sという名のフォーミュラ。F1に詳しい友人に聞けば、これは セナが90年に乗ってたマシンだそうだ。 で、テストがてら本場イタリアでのレースに持ちこんでみる。 速い、本当に速い。そして、良く曲がり、良く止まる。 4秒で100kmに達し、二秒で止まる、とは何のCMだったか。 GTが出る前、シグノシスのF1ゲームを遊んだことがあるが、 今PS2で遊ぶとこんな感じなのだろうか。 とりあえず、気分に浸るために、コートダジュール、ラグナセカ、 アプリコットなどを走ってみる。 全勝。カテゴリの違うマシン、しかも当時最速の機体、そして 今は亡き男が全盛の頃に乗っていたクルマ。 これなら、787Bに勝てるだろうか? しかし、最高速が伸びない。 他のレースでは、その機動性を活かしてなんとか勝てるかも しれないが、高速コースでは勝てないだろう。 そして、このF1とランサーとで各レースを転戦する。金が溜まれば、 メーカーレースにもクルマを用意して参戦。 そんな中で、改造で1000馬力を超えるものがガレージに並びはじめた。 バイパーGTS、ゾンタC12Sなど。だが、それらは最高速ではすばらしい 成績を残すものの、他のテクニカルコースではその馬力を持て余して 迷走する始末。 割と乗りやすいGTカーも手に入ったが、やはりトータルバランスで考えて GT300カテゴリのクルマでは、勝てないものは何をやっても勝てない。 スープラやGT−RのGTが手に入れば、まだ道はあるかもしれないが、 現状ではそれは叶っていない。(買えばいいという話もあるが) そんなレースを繰り返しているうちに、F090Sは1000km、ランサーは 800kmの総走行距離を刻む。 そうしたレーシーな日々も、仕事が忙しくなるにつけ、段段と時間が取れなく なり、この後しばらくGT3を休む事になる。
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