4th step
登録 99/09/19

この辺りまでに、何度かキャラ設定のKURONEKO氏にモデルを監修してもらっている。

その際に、頭身の事、髪型の事、手足の太さの事など色々と論議しながら作業を
進めて行った。

最終的には前回の最後の絵の辺りで落ち着いているが、これは「2Dの絵と3Dの
モデル(フィギア)では根本的に立体構成に違いがある」という点を踏まえたもの。

2Dの絵でいくら可愛いキャラやかっこいいメカを描いても、それが3Dにした際に
必ずしもそうなるとは限らない。2Dには2Dの、3Dには3Dの考え方、作り方が
あるのだ。

これは、プラモデルやフィギアで、自分でフルスクラッチをしたことのある人なら
誰しも一度はぶち当たる壁だと思う。それを乗り越えるなり、壊すなりすれば、道は
開けてくる。

そこで、まず身体のバランスで手足の太さが、実際に動かした際におかしくならない
かどうか見るために(長い)、ボーンを設定する。

とりあえず、服は無視して身体にのみ設定する。そして、実際にポーズを付けてみた
ら、かなり恐いモデルになっている事が判明。

そこで、頭(顔)を小さく、胴を短く、足を長くする。
しかしこのままでは、作成途中にあった「グレイ君」状態なので、少し太くしてやる。

mc_md32

また、この時点で下着を本体と一体化する。別パーツにしておく意味が無くなった
からで、後で水着等を作るには、その時に考えれば良い。
ちなみにこの下着姿のレンダリングしたものを載せると、当のKURONEKO氏が怒るので、
残念ながら掲載できない。(笑)

髪型は、新たに起こしてもらった設定を元に完全に作りなおす。作り方自体は同じ。

mc_md33

しかし、この作業中にモデルがバグって壊れてしまい、ボーン設定も1からやり直す
羽目に。

前のstepへ。
次のstepへ。

ポリゴン娘計画トップへ戻る