院長・白坂幸義は2001年より、厚生労働省の研究班の仕事でベトナムのハノイにあるバックマイ病院の神経内科と共同でベトナムにおける小児てんかんの研究をしていました。年2回各4-5日間の日程でハノイを訪問し、研究をしていましたが、その機会に垣間見た愛すべきベトナムについて、ベトナム人について報告します。
・バックマイ病院の脳波計と脳波室
ベトナムでは脳波計はありますが、検査用紙が高価であるのと、検査件数の数が多い為に一人の検査に十分な時間がとれず、睡眠脳波などの重要な検査ができないことが多い。
・バックマイ病院神経内科病棟の入り口と中庭の噴水
さすがにもとフランス領であるため、建物のつくりがフランス風(?)でおしゃれです。
中庭に噴水など、私が知っている日本のどの病院にもありません。
今でもフランスとのつながりがつよく、医師の中にはフランスに留学していて、英語で話しかけると、英語は苦手なので、フランス語でしゃべれないか、ときかれたことが何回かありました。
また、社会主義国であるため、旧ソ連や旧チェコなどの国に留学していた人もおり、3-4ヶ国語が話せる人などもいて、日本との違いに驚かされました。
・バックマイ病院神経内科教授ヒン先生とてんかん診療グループ
ホーチミンはいったことがないので解りませんが、ハノイは20-30年前の日本のようなイメージがあります。
人情も当時の日本人のようなイメージがありますが、素朴で温かい人ばかりでした。
旅行書なんかをよむとそうでない人もいるようですが。